SHAPE AN IDEA THAT HAS YET TO EXIST IN THE WORLD








すべての仕事に
アイデアを。MAKE ON IDEA INTO REALITY
私たちは考える会社。
企画すること、作ること、売ること、
そして人の手に届くところまでのすべてを考え抜き、
あらゆる想いを実現へと導きます。
人の気持ちをぐっと揺さぶるアイデアは
いつも発想を繰り返した先にあります。



アイデアパッケージの3つの強み
デザインとは考え抜くこと。
私たちは考えるデザイン会社。「どうすれば売れるか?」「その商品の味と雰囲気に合っているか?」など、様々な疑問を自分たちに問いかけ、手に取ってもらうための答えを導きます。

ともに考える。ともに作る。
これまでの商品開発における知見を活かし、お客様の要望に加えて+αの付加価値を提案。具体的なアイデアをお持ちでなくても、お客様らしさが表現できる商品づくりを、「何とかする」という姿勢で取り組みます。

想像以上のものを届ける。
私たちは企画・デザイン会社の強みを活かし、マーケティング視点で商品開発をしています。企画〜販売までの工程をあらゆる目線で考慮し、驚くほどのおいしさや、思わず二度見してしまう見た目などの感動を提供します。

お問い合わせから発売までの流れ
01
お問い合わせ
まずは、お気軽にお問い合わせください。
02
調査・企画設計
市場を調査し、どういった商品を作るべきか考えます。
03
試作・開発
商品自体の味や食感を決めたり、資材のデザインを決めていきます。
STAFF VOICE
04
デザイン提案
弊社デザイナーが、企画にそった商品デザインをご提案していきます。
STAFF VOICE
05
製造・出荷
商品、包装資材、デザインを本生産・ピッキングし、販売先へ出荷します。
06
販売・流通
商品企画にそって製品を流通させるルートに営業をかけ、アピールします。
STAFF VOICE
07
発売
再製造、資材変更や改版も承ります。お気軽にご相談ください。
スペシャルコンテンツ
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Vol,1
マツコの知らない世界にも登場!大阪紅ショウガ天柿ノ種揚開発秘話
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INTERVIEW
MEMBERS代表
西尾 優志デザイン課
山田 英之デザイン課 チーフ
山田 奈央- 社長
- 突然かかってきた1本の電話でこうも変わるとは……。ある日、元NHKアナウンサーで現「柿ピー研究家」の中倉隆道さんから電話がかかってきたんです。「貴社の大阪紅ショウガ天柿ノ種揚を紹介してもいいですか?よろしかったら買わせてください」ってね。ほんまかいな!と思いましたよ。「おいしいかまずいかはマツコさんが主観で言うから、あかんときはあかんって言われることもありますが、それでもいいですか?」と断りがあったのですが、当時全然売れてなかったので失うものもないし、「売れてへんし、全然いいですよ!」と快諾しました。そして、開発秘話ヒアリングさせてほしいと依頼があったんですが、かなり困りました。だって秘話なんて全然ないんですもん。
「研究開発期間はどれくらいですか?」
「5分です」
「えっ、5分?」
「はい、5分です。何作ろか?柿の種にしよか。紅生姜味がええんと違う?んじゃ作って〜ってな感じですよ。もしどうしてもって言うなら、開発期間1時間バージョン、3年バージョンとか考えますけど?笑」
「いえいえ、5分っておもしろい!」
こんなやりとりを研究家の中倉さんとした後、秘話がそのまま紹介され、かなりスタジオでも盛り上がったんです。そしてマツコさんが「ウマい!」と言ってからエラいスピードで売れるようになりました。
年間3000個しか売れていなかったのが200万個売れるようになりました。大手からしてみたら決して大きい数字ではないと思いますが、この商品の流通ルートはコンビニやスーパーではない中で、200万と言う数字は結構いい数字だと思うんです。
3社の柿の種が紹介された中で、ウチがいちばん最後に取り上げられたのもラッキーでした。
- 英之さん
- そうですね。見た目もインパクトもあるし、番組構成としてはウチの商品が最後にきたのがおもしろかったのかもしれませんね。
- 社長
- 前は売り込みに行っても、こんなもん誰が食べるねんってそっぽ向かれていました。
- 英之さん
- テレビに取り上げられる前も、おもしろいなとは思ってもらえるし、食べてもらったらおいしいねって言ってもらえるんですが、広がる速度は遅かったですよね。
- 社長
- 取り上げられたとたんに注文殺到ですよ。諦めなくてよかったです。量販店に置いてもらおうと思ったら商社やスーパーのバイヤーの目にとまらないとダメじゃないですか。結局、今まではバイヤーレベルで落とされていたんです。マツコの知らない世界に出たことによって、バイヤーが『テレビに出たし、いっぺん置いてみようか』と注目してくれて、置いてみると消費者が予想以上にやたら反応してくれたんです。
放送から今ちょうど2年が経ったところです。話題になる商品って、売り上げがぐっと上がった後、1ヶ月ですぐ下がると一般的には言われているんです。しかしこの商品は下がらずに2年間ずっと安定して売れているんですよ。
ヒットの秘策は、私たちお得意の「隙間狙い」ではないでしょうか。きっと大阪人がソース味に飽きてたんだと思います。大阪と言えば、お好み、たこ焼き、焼きそばと出てくるように、真っ先にソース味を連想します。それではおもしろくないから、何か別のものを考えようと企画をスタートしました。当時、揚げた柿の種に挑戦した会社は他にありませんでした。
- 英之さん
- よそがやってないって、おもしろみもありますよね。
- 社長
- 味の部分の開発は、信頼あるメーカーさんに協力を依頼しました。工場ってね、色をつけるのを嫌がるんです。でもなんとかお願いしたんです。「何とかがんばって真っ赤にしてほしい!そうじゃなきゃ意味ないねん!!」ってね。
『人をびっくりさせたろう』っていう大阪人の血が騒ぎました。開けたら真っ赤か。開けたら何これ?っていう感覚大事でしょ?柿の種研究家の見立てによると、『赤だから売れてる』と言われましたよ。普通の色だったらおもしろくないじゃないですか。味もめちゃくちゃ美味しいですよ。説明するより食べてもらうのが一番早いな。
- 英之さん
- メーカーにA、B、Cの3通りの生姜味を試作してもらい、それをうちの社員が試食しながら、「これは塩味が足りない。こっちは生姜感が先に味くるけど、後味残らへんからおもしろくないな。どれがいちばんおいしかった?Aかな?いや、Cかな?」とよりよい味を追求しました。
- 社長
- 普通の焼いた柿の種ってつるつるしてるでしょ?これだと、味も色もつきにくいんですよ。逆に、揚げるとどちらもつきやすくなります。おまけに、サクサクして食感もいい。ビールにも合うんです!
原料はもち米100%というところにもこだわっています。普通柿の種って、原価を調整するために、でんぷんを足し、膨らませることが多いんです。でんぷんを使うと大きくなるのですが、中身が空洞になります。しかし、もち米だけ使うと、中身がしっかり詰まったまま膨らみます。
元々、揚げた柿の種を作ったことがありました。我が社が企画した三木パーキングエリア限定発売の、「揚柿種」という商品です。三木市は日本酒醸造に用いられる山田錦の名産地で、このお米でしょうゆ味の柿の種を作ろうということになったんです。これがずっと人気商品なんです。
- 奈央さん
- この揚柿種は、電話でいまだに送ってくださいと注文が来ますよ。
- 社長
- 揚柿種を開発するとき、メーカーさんから、焼く以外に、揚げることもできますよと言われたんです。揚げると食感が異なりますよと言われて。食べたら本当に食感がよくて、「じゃあ、揚げたやつでいってみよう」ということになりました。
この商品のパッケージは、ドリンクホルダーに刺さるように、細いボトルでした。運転しながら片手で食べられるようにという発想からです。それが売れたので、大きい徳用ボトルも発売するようになりました。
- 英之さん
- 大きな徳用ボトルで結構な値段するんですよ。1,000円くらいかな。柿の種で1,000円って高いですよね。
- 社長
- 大阪紅ショウガ天柿ノ種揚も最初はこれと同じようにボトルで売っていたんです。でも本当に売れなくて……。価格的な面からも、容量を抑えて、袋詰めで売った方がお客さんにとって買いやすいのではと、パッケージを一新することにしました。
- 英之さん
- スーパーで値段を抑えてとなると、量を少なくした細身のパックがいいのではないかと考え、スリムパックで販売するようになりました。やっぱりその方が買いやすいですよね?最初に考えたパッケージは和テイストのレトロなデザインでした。現パッケージにある紅生姜の写真も入っていませんでした。
パッケージに「わっさー揚げといたで!」と買いてあるのですがこれもまた大阪らしい表現でしょ?笑
- 社長
- 大阪紅ショウガ天以外にも、ご当地柿ノ種揚シリーズが商品化されています。京都しば漬け風、博多辛子明太マヨ、沖縄塩シークワーサー、沖縄ゴーヤマヨ柿ノ種揚などなど。東京のり佃煮風は、揚げた柿の種ではなく、ぬれ柿ノ種にして少しひねってみました。京都生八ツ橋風しっとり柿ノ種揚はニッキの味がたまらないですよ。水飴でコーティングし、しっとり感を出しました。京都駅に並んだら、早速八つ橋協会からクレームが来て駅からはすぐに撤退しましたけど。笑 有名商品とコラボしたスッパイマン柿ノ種揚、桃屋のいか風塩辛柿ノ種揚もありますよ。
これからも感度の高いアンテナを張って、おもろくて美味しいものをどんどん生み出していきたいと思います。
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会社概要
- 会社名
- アイデアパッケージ株式会社
- 住所
- 〒563-0033 大阪府池田市住吉1-4-6MAP
- TEL / FAX
- 072-760-3411 / 072-760-3511
- idea@idea-package.co.jp
- 代表取締役
- 西尾 優志
- 設立
- 2009年6月29日
- 決算期
- 5月31日
- 資本金
- 1000万円
- 取引銀行
- 尼崎信用金庫 / 石橋支店 / 北おおさか信用金庫 / 本町支店 / 三井住友銀行 / 池田支店
- 主要得意先
- 味の素冷凍食品株式会社 / 伊藤忠食品株式会社 / キューピー株式会社